「ウーバーイーツロボ」による宅配とは?開始時期・地域について調査

news

米国に続き2か国目!ウーバーイーツロボについて

2024年2月21日、Uber Eats Japan 合同会社・菱電機株式会社・Cartken Inc.の3社は、自律走行ロボットを使用した、オンラインデリバリーサービス通称「ロボットデリバリーサービス」提供に向けて業務提携したことを発表しました。

今回は、いつから、実際にどんなロボットが街中を走行するのか、また、実際に導入しているアメリカでの現状をまとめました。

開始時期と地域

始時期は2024年3月中旬で、東京都の一部地域にて開始予定とあります。

具体的なサービスの展開エリアや、開始時期は、今後変更される可能性もあるとのことで、2024年2月21日発表日現在は、まだ情報はありません。

ウーバーイーツロボとは

Cartken製デリバリーロボットは、高度なAIモデルやアルゴリズムを活用した物体検知技術や自律走行性能、遠隔操作機能を備えています。

三菱電機による日本仕様への適合により、道路交通法に定める遠隔操作型小型車として最高時速5.4kmで歩道等を走行可能です。

カメラを通じて取得される映像では、人物は個人を特定できないようマスク処理が行われ、通行人のプライバシーに配慮されています。また、ロボット内部には約27リットルの断熱性のある積載スペースがあり、配達中も料理などを適切な温度に保つことができます。

【ロボット概要】

プロバイダー:Cartken
型式:Model C
機体サイズ:長さ71cm × 幅46cm × 高さ60cm
積載容量:最大27L、20kgまで(想定仕様)
最高速度:5.4km/h

導入国アメリカでは?

アメリカのウーバーイーツでは既に2,000台の宅配ロボットが導入されています。

2022年にロサンゼルスのウエストハリウッドで試験を開始した配達サービスは、毎月30%以上の成長を記録しています。

現在、ロサンゼルスでは200以上のレストランがサービスを利用し、午前10時から午後9時までの間、配達ロボットが稼働しています。ロボットの提供会社である、サーブ・ロボティクスは、今後ウーバーとの提携を拡大し、カリフォルニア州サンノゼやテキサス州ダラス、カナダのバンクーバーでの展開を計画しています。

サーブ・ロボティクスは、2022年1月に、世界で初めて自動運転レベル4の商用配達を成功させ、人の介入が不要な配達ロボットを展開しています。さらに、同年9月にはビザハット・カナダと提携し、バンクーバーでの配達サービスを試験的に実施するなど、取り組みを拡大しています。

↑「Uber Eats、日本で自動運転ロボットの配達を開始🇯🇵 – CNBC

ウーバーは、自社のウーバーイーツ$UBER事業が三菱電機および配送ロボット会社カートケンと提携し、日本で自動運転ロボットを使った食品の輸送を開始すると発表した。」

と導入はアメリカでも話題になっています。

Uber Eats ロボに関する声

ロボットに配達してもらえるなら利用してみたいという声や、配達スピードによる懸念、また、無事に届くのか、防犯面などでの心配の声もありますが、いずれも期待感は高まっているように感じます。

まとめ

Uber Eatsでは、既に徒歩・自転車・バイクなどの手段が採用されていますが、これには人手が欠かせません。2024年はさらに人手不足の懸念が高まる中では、さらに重要性が増していくと考えられます

ロボットデリバリーの普及には、コストや時間がかかるものの、この取り組みにより、人手不足問題の解決や、より幅広い顧客に向けた食事の提供が期待できます。

普段レストランで食事ができない方や、提供はしたいが人手不足により顧客へ届けられない飲食店など、相互が安心して利用できる可能性の高いこのサービスに、今後の期待が高まりますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました