こんにちは
今回は実家で祖父のお誕生日会を開催したときの献立を紹介します♪お誕生日会をご飯屋さんで行うこともありますが、今回は母と料理をする時間があったため、実家で開催することにしました。家で作るパーティー料理はまた違う温もりが感じられ、気持ちや愛情を伝える1つの手段だと思っています。大切な家族や友人のためにかけた時間はなんとも幸せな時間です。”料理というプレゼント”の参考になれば幸いです。
誕生日パーティーの献立
甘いもの好きの祖父の為、今回は体に優しく目で楽しめるケーキを作ることからまず決めました。
- パエリア
- ローストビーフ
- ポテトサラダ
- ブーケサラダ
- 苺のレアチーズケーキ
パエリア
<材料>6人前 28センチフライパン
- 有頭エビ 8尾
- あさり(砂抜きしておく) 15~20個
- 玉ねぎ 1/2個
- パプリカ 1/2個
- レモン 1個(人数分取り分けられようにカット)
- パセリ お好み
- パエリアシーズニング(今回はS&Bの物を使用)
- 米2合
- 水500ml~(様子を見て調節します)
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1かけ
- 塩 少々
<作り方>
- 下処理:あさりは水に浸けて砂抜きし、エビは背ワタを取り除き、パプリカは細切り、玉ねぎはみじん切りにしておきます。
- オリーブオイルをフライパンに熱し、にんにく、玉ねぎに塩をして、透明になるまで炒めます。
- エビとあさりを2に入れ、水を入れて強火にかけ、ひと煮立ちしたら、エビとあさりを取り出します。これで魚介出汁の完成です。
- 3に、米、パエリアシーズニングを加えて強火で5分、弱火にして12分程加熱してください。最初はさらさらな魚介出汁のため、スープにお米は隠れていますが、炊けてくるとお米が膨らみ、出汁から出てくるようになっていればOKです。
- お米がほとんど炊けたことを確認して、パプリカ、あさり、エビを飾り入れます。
- 蓋をして弱火で過熱を続け、ご飯が炊けていたら、レモンとパセリを飾り付けて完成です。
※もし味見をしてみて、お米が硬く炊けていなかった場合には、水を50ml程たして5分程加熱、10分蒸らして様子を見てください。それでも固ければもう一度繰り返してみてください。
苺のレアチーズケーキ
<材料>
◆土台
- ビスケット 90g(Maryビスケット3枚×6袋使用)
- 溶かしバター 40g
◆レアチーズ生地
- クリームチーズ 200g
- サワークリーム 100g
- 砂糖 60g
- レモン汁 20g
- 生クリーム 200g
- ゼラチン 5g
- 水 30g
◆ゼリー液
- ワイン(水でも可) 50g
- 水 50g
- レモン汁 小さじ2
- 砂糖 20g
- ゼラチン 3~5g
◆お好きな果物
- 苺小サイズ20個
<作り方>
- ゼラチン5gと水30gを混ぜ、湯せんやレンジで完全に溶かす※ゼラチンはたんぱく質のため熱に弱く、加熱しすぎると固まりにくくなるため、湯せんがおすすめです。
- 袋にビスケットを入れて綿棒などで細かく砕き、さらに溶かしバターを加えて型に敷き詰める。(15㎝型だと、レアチーズ生地が余ってしまうため予め多めのクッキー生地を別の容器にも敷き詰めておくと、1人前サイズのミニケーキができます)冷蔵庫で冷やしておきます
- ボウルにクリームチーズ、サワークリーム、砂糖を加え、湯せんにかけながら混ぜます
- 3にレモン汁を加えてよく混ぜ、1のゼラチンも入れて混ぜます
- 別のボウルで生クリームを5分立てにし、とろみがついていればOKです。
- 4の生地に5を加え、混ぜます。
- 6をクッキー生地の入っている方に流し込み、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます
- 冷やしている間にゼリー液を作ります。鍋にゼリー液のすべての材料を入れ、ゼラチンが完全に溶けるまで火にかけます。(周りがふつふつする程度)
- 火からおろして、鍋底に氷水を当てて冷まします。熱いままだとクリーム生地が溶けてしまいます。
- 7を冷蔵庫からだし、苺を半分にカットし、並べていきます。写真のようになればOKです。
- 10に冷めたゼリー液をかけて、再び冷蔵庫で1時間程冷やします。
- 完全に固まったら、型の周りに温かいタオルを当てて、コップなどの上に乗せてゆっくり抜いて、完成です♪
ブーケサラダ
お好みのサラダをクッキングシート上に乗せて、リボンで結んでください。いつものサラダがブーケになることで、華やかな雰囲気を演出してくれます♪ポイントとしては、サラダは1~2㎝角にすることで、まとまりやすく、生ハムやローストビーフでバラを作るとより花束感がでます💐
ローストビーフ
ローストビーフは次回の記事で紹介させていただきます。
◆今回のpoint◆
- パーティーの献立は、デザートを含めて4種程作ることができると、献立のバランスがとりやすくなるため、①ごはん系のメイン②主菜③サラダ④デザートを考えられると良いかと思います。
- パエリアは、魚介をトッピングする前に、お米に火が入っていることが確認できると、失敗する確率が下がります。全体的に火が入ったことを確認して、最後に強火にすることで、おこげの香ばしい味わいもお好みで楽しむことができます。
- ケーキは前日や当日の午前中に作っておくと、手順が楽になります。大きなホールにせずに、とりわけを考えて、初めからカップデザートにすることもおすすめです♪ゼリー液のワインは参考サイトでは白ワインですが、今回は赤ワインで作ったことで、より赤が濃いケーキに仕上がりました。加熱してアルコールは飛ばしていますが、小さなお子様がいらっしゃる場合には、水やジュースなどで代用も可能です。
最後に
小さいころと比べると、必然的に会う回数が減ってしまった祖父。敬老の日や誕生日はそんな祖父との交流をもたらしてくれるきっかけでした。実家を出てしまった今、祖父だけでなく、両親や姉妹などの家族にも、イベントがないと感謝や想いを伝えるきっかけが減ってきてしまっているかもしれません。あと何回、こうしてみんなで過ごすことができるかわからないからこそ、大切な人のために時間を遣えることが幸せに感じます。これからも、”大切な人との時間にプレゼントできる献立”という想いをのせて発信していきたいと思います♪
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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