ANA新ブランド「Air Japan」はどんなブランド?運航路線や違いも調べてみました!
ANAホールディングスの傘下として誕生したAir Japanは、2月9日に初便の運航がスタートしました。
ANA、ピーチ・アビエーションの次、第3のブランドとして、アジアのリゾート路線を担います。
フルサービスとLCCのいいとこどりができるブランドであり、訪日外国人をターゲットとしています。
#AirJapan です✈️
2月9日、成田→バンコクの初便が飛び立ちました✈️
今まで心待ちにしてくださった皆様とお会いできたことを嬉しく思っております💓
また、2月10日はバンコク発の初便にご搭乗いただいたお客様を成田空港周辺地域振興連絡協議会の皆様とお出迎えしました!胸が熱くなりました✨ pic.twitter.com/MNP8eoxClF— ANA Group News (@ANA_Group_News) February 14, 2024
ブランドの特徴とコンセプト
AirJapanのブランドコンセプトは「Fly Thoughtful」で、気遣いや思いやり、やさしさを表現しています。
サスティナブルにも注力しており、制服や機内食にもそのこだわりが表れています。
機材と運航路線
この度AirJapanに用いられることになった機材と運航路線を紹介します。
機材
- 機材はボーイング787-8型機で、座席数は1クラス324席。
- AirJapanの座席は、エコノミークラスのみで、シートピッチは32インチであり、他の日本のエアラインのエコノミークラスと比べて広め。
- 機内設備としては、個人用モニターではなくタブレットホルダーを設置し、USB端子はType-AとType-Cに対応している。
- AirJapanの運賃には、シンプル、スタンダード、セレクテッドの3つのオプションがあり、機内食の提供もある。
2月9日から就航開始したAirJapanに搭乗しました。
バンコク直行の他のLCCと比較すると広く作られているようですが、同時に座り比べないと差はわからないです
◆シートピッチ
AirJapan 81cm
ZIPAIR 79cm
エアアジア 78cm
◆座席幅
AirJapan 44cm
ZIPAIR 43cm
エアアジア 40cm pic.twitter.com/gonR1Xd3Xt— シャカ (@soldier_shin_) February 13, 2024
運航路線
AirJapanは、初の路線としてバンコク線を開設し、その後成田-ソウル(仁川)線や成田-シンガポール線も就航、現在週6往復ではあるが、体制を整え、4月30日からは7往復のデイリー便となる予定です。
現在の運航スケジュール↓
2024年2月9日~2024年3月30日
◆成田(17:55)→バンコク(23:15)運航日:月水木金土日
◆バンコク(00:15)→成田(08:10)運航日:月火木金土日
乗務員の制服やサービス・料金
乗務員の制服
AirJapanの制服はダイバーシティを目的に、デザインされており、ブランドカラーである「藍色」と「曙色」をベースとし、日本伝統の「結び」「重ね」が取り入れられた、男女問わず選択できるデザインとなっている。
また、制服のボトムスやジャケットはANAのものを着用することで、衣服を大切にし、環境へ配慮した思考も見受けられます。
パンプスとフラットシューズの他にも、スニーカーの着用も認められることで、フルサービスとはまた異なる一面を見ることができそうです。
機内食
機内食はすべて有料となります。
- 事前注文メニュー
- 着ない注文メニュー
の2つが用意される予定で、フードロス削減の観点や観光外国人に向けた様々な日本食メニューを取り入れていく予定。
Air Japnの料金設定
料金設定は全部で3種類あります。
小児は2歳以上6歳以下を示しています。
全員に機内食がサービスされるわけではないですが、フルサービスでなくとも工夫して快適に過ごすことができそうですね♪
成田‐バンコク線の夏ダイヤ片道運賃表 | ||||
一般 | 小児 | 2歳未満 | ||
シンプル | 有料オプション無し | ¥17,000~ | ¥8,000~ | ¥5,000 |
スタンダード | ①¥1,500までの事前座席指定 ②23㎏までの預け入れ手荷物 |
¥20,700~ | ¥10,590~ | ¥5,000 |
セレクテッド | ①¥3,000までの事前座席指定 ②23㎏までの預け入れ手荷物×2 ③機内食のオプション |
¥25,300~ | ¥15,300~ | ¥5,000 |
ブランドの今後
AirJapanは2025年度までに6機体制に拡大する計画であり、すべての機体はANAが運航していた機体を改修して使用する予定。
まとめ
ANAとの違いとしては、フルサービスでないポイントにあります。
- 預入荷物が無料オプションとしてついていない
- 機内食が事前に予約する選択式である
- 全ての席がエコノミークラスの1クラス
しかし、サスティナブルな思考や新しい観点から考えられた、日本らしい気遣いのあるサービスを受けられるAir Japanは、今後インバウンド需要なども加速させるきっかけとなるかもしれませんね。
アジアに旅行の際はぜひ搭乗してみてください♪
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